QINOについて

About QINO

木を使い、
山を育て、
水を守る。

霊峰白山麓を舞台に、地域や職種の垣根を越えた人々で森林課題に向き合う地域共創プロジェクト。

戦後、国策により大量の針葉樹が植林され、70年が経つ今、それらの多くは伐られることなく放置されています。木を伐採して使い、次の木を植え、森を育てる。この循環を取り戻すための活動として、私たちは木の新しい使いみちを創造しています。

OUR TEAM

Director:高平晴誉

1983年東京生まれ。台湾人の両親のもとに生まれる。東京都立小石川高校を卒業後、立教大学経済学部に進学。2007年インターネット広告会社に入社しスポーツブランド、映画配給会社、化粧品メーカー等を担当。デジタルプロモーションの企画立案とプロデュースを行う。その後外資系総合広告会社に移籍し、2011年株式会社fabriqを設立。以来、企業の一社一社がもつ課題の源流を見直し、クリエイティブの力で解決の提案を行ってきた。

2019年、とある企業のCM撮影を機に石川県白山市を訪れる。そこで出会った蒸留技師から、木づかい運動の誘いを受けるが、東京での暮らしの中では遠い存在である山や森を自分ごと化の対象として見ることが出来ず、一度は見送る。しかし、後に紹介される白峰のフォレスターとの出会いが考えを一変させる。水源林という森の見方や、都市に暮らす人と森の関係を、水の存在で捉え直すことを教わり好奇心が生まれる。そこから木の新しい使いみちを、ひとつひとつ形にしていくユニットを設立し、QINO[キノ]と名づける。自分の目でたしかめ、肌で感じた自然の価値と、そこで暮らす人々の魅力を常識にとらわれない方法で伝えていくことに邁進する。

  • 主宰・ディレクター

    • 高平晴誉 (fabriq)
  • コンセプター

    • 諏訪綾子(food creation)
    • 古井真也(food creation)
  • フォレスター

    • 尾田弘好 (白峰産業)
  • 蒸留技師

    • 大本健太郎 (EarthRing)
  • 調香師

    • 川上由香 (EarthRing)
  • ハザイナー

    • 福江翔太 (bibibi)
  • アドバイザー

    • 中野進 (白山市議会議員)
  • 商品開発責任者

    • 三嘴 光貴(fabriq)
  • ランドスケープデザイナー

    • 吉田葵 (AOI Landscape design)
  • アーキテクト

    • 高石竜介 (AOI Landscape design)
  • フィトテラピスト

    • 林雅子 (PHYTO soixante-deux)
  • アロマテラピスト

    • 青木舞子
  • アーティスト

    • 佐々木類
  • 農業科学者

    • 木村龍典 (dot science)
  • イベントマネージャー

    • 高橋律子 (ひいなアクション)
    • モンデンエミコ(ひいなアクション)
    • 今井美穂
  • 旅館

    • 和田智子 (和田屋)
    • 北村祐子 (岩間山荘)
    • 山崎太一朗 (ろあん)
    • 高木啓介 (ふらり)
  • 茶寮

    • 北崎裕 (杣径)
  • 酒造

    • 吉田泰之 (吉田酒造店)
  • 料理研究家

    • つぐまたかこ
    • 山崎亮子 (ATELIER tabel)
    • 濵田典子
    • 藤本貴子
    • 高畠恵
  • 写真家

    • 渡会審二
    • 安川結子
    • 黒崎健一
  • 映像作家

    • 平井健太 (UKIGUMO)
  • アートディレクター

    • 小林洋介 (Kitchen Sink.)
  • デザイナー

    • 関口聖司
    • 南部寛子 (桑木)
  • クリエイター

    • 古谷祐司
  • コピーライター

    • 漆畑陽生 (CLINT)
  • PR

    • 中川雅俊 (quod)
    • 宮本倫瑠 (quod)
  • Webサイト

    • Garden Eight
  • コンサルタント

    • 土谷豪
  • コーチ

    • 飯田貴大

ABOUTHAKUSAN

市全体がジオパークである白山市は、霊峰白山から日本海、そしてその山と海を繋ぐ一級河川の手取川が存在し、とても特殊な地形が魅力の地です。

白山麓の中には北陸最大となる手取川ダムがあり、石川県の70%を超えるエリアの生活用水を供給しています。ダムの上流に位置する白峰村は水源の地であり、QINOの始まりの地です。重要伝統的建造物群保存地区としても指定されており、魅力ある風土と文化が広がっています。この地の森をフォレスターは水源林とよび、古くから守り、自然と共存して暮らしてきました。